沖田 愛美です「元町のたこやき屋へ」
こんちわ!二日酔いをヘパリーゼで乗り切って、いま元町にいます!
どうして元町にいるのか、それは元町の高架下、略して「元高」に魅力的な求人があったからです!
求人の内容はたこ焼き屋。えっ、元町高架下でたこ焼き…?と疑問に思う方もいらっしゃいますでしょうが、元高入り口200mくらい歩くと自販機と灰皿代わりのペンキ缶がある踊り場にでます。古着屋のすぐとなりに居を構えるそこは昔からたこ焼きを作っていて、私も子供の頃よく食べさせてもらったものです。そんな思い出深いたこ焼き屋さんなんですが、昭和の中頃から営業していて、馴染みのおばちゃんもおじちゃんも年齢的に限界。さらに跡継ぎにも恵まれず、しばらくシャッターを下ろしていたんです。そんな折にfacebookでおばちゃんが「愛海ちゃん、悪いんだけどちょっと店を開けてくれないかしら」とお願いされました。ずっと開くわけではなく、閉店最後の営業ができなかったため、元町高架下のみんなにたこ焼きを振る舞いたいということなので、若手が必要とのこと。このお願いは聞くしかない!と張り切ってたこ焼きを焼いてきました!
おばちゃんはそれはもう感激して、涙を流しながらきりを使ってたこ焼きをひっくり返していました。元町高架下のみんなはお店があるのが当然と思っていたので寂しいと、一人で3つも食べる人もいたほどです。かくして元町高架下のたこ焼き屋さんは大団円を迎えました。終わりにおばちゃんが私のために一皿たこ焼きを焼いてくれて、それを食べたらちょっと泣けてきました。
たった1日の求人だったけど、なんだか一番充実してたかも?!人の暖かさに触れる仕事って素敵ですね…。